例会記録(発表者敬称略)
第110回例会(2024/07/14)対面・オンライン ハイブリッド開催
岡野有里香 賤ヶ岳合戦軍記と加賀前田家
宇都宮啓吾 聖教と修験―修験の拠点から見たネットワーク―
第109回例会(2024/04/14)対面・オンライン ハイブリッド開催
牧野和夫 鎌倉前中期の刊『大般涅槃経』の整理から
―個人蔵覆宋和刻『大般涅槃経』巻五・十を軸に―
第108回例会(2023/12/16)対面・オンライン ハイブリッド開催
安藤秀幸 近世における立烏帽子説話の展開
―『庭訓往来抄』蟇目注説話を中心に―
久保 勇 『将門記』に関する二、三の問題
―伝来と流布、〈読み〉の問題をめぐって―
第107回例会(2023/07/23)対面・オンライン ハイブリッド開催
藪本勝治 『吾妻鏡』と『平家物語』の関係について
山本 洋 戦国軍記研究へのAIの応用
―人名抽出アルゴリズムの開発とその評価―
第106回例会(2023/04/22)対面・オンライン ハイブリッド開催
浜畑圭吾 定家本系『安元御賀記』の伝本分類と近世有職家の受容
鈴木徳男 安元御賀と『源氏物語』
第105回例会(2022/12/11)対面・オンライン ハイブリッド開催
柳川 響 藤原忠通と幼学書
宮腰直人 『曽我物語』の絵画化の諸相
第104回例会(2022/07/31)対面・オンライン ハイブリッド開催
北上真生 「志摩軍記」生成の一考察
大橋直義 中世以前制作 寺社縁起・願文・勧進帳などの見取り図
第103回例会(2022/04/24)オンライン開催
阿山健人 『七天狗絵』と「東山交流圏」―成立と作者をめぐって―
中村理絵 延慶本『平家物語』第四「(六)安楽寺由来事付霊験無双事」と
和漢朗詠集注釈との関連
第102回例会(2021/12/12)オンライン開催
八木智生 「壬生地蔵縁起絵巻」錯簡の背景
目黒将史 描かれた琉球侵略――絵入本、近代歴史画、水木しげるまで――
第101回例会(2021/07/25)オンライン開催
[研究小発表]岡田三津子 古本系『源平盛衰記』の本文
浜畑圭吾 長門本『平家物語』巻第一の清盛関係記事について
辻本恭子 『平家物語』の清盛出生譚
第100回(2021/04/25)オンライン開催
大坪亮介 『太平記』光厳法皇行脚記事における典拠未詳対句をめぐって
北村昌幸 物語にみる公家の処刑
[100回記念講演]武久 堅 第100回例会にあたっての所感
第99回(2020/12/06)オンライン開催
マッケンジー コーリ 『曽我物語』における富士の巻狩りと東国武士たちの独立性
――畠山重忠を中心に――
西村知子 判官物の展開と『義経記』――室町期から江戸前期にかけて――
第98回(2020/09/27)オンライン開催
橋本正俊 古今集「いざここに」歌と天神御詠説―室町期天神信仰の一端―
大橋直義 犬鳴山七宝瀧寺縁起攷――「外法成就の志一上人」をめぐって――
第97回(2019/12/22)
久保 勇 軍記の「記憶」と郷土史編纂 ―明治四四年『西摂大観』をめぐって―
安達敬子・亀井若菜 室町後期から織豊期にかけての伊勢物語注釈と伊勢物語絵
―メトロポリタン美術館蔵「伊勢物語図屏風」を読む―
第96回(2019/07/28)
安藤秀幸 『鈴鹿の物語』の蘇生譚について
宮腰直人 居初つなの書写活動とその文化基盤について―奈良絵本・往来物・軍記物語―
第95回(2019/04/28)
山本晋平 『恩地左近太郎聞書』の特質―構成・形態の観点から―
高木浩明 『源平盛衰記』乱版の正体を見たり
第94回(2018/12/09)
鶴巻由美 平田文庫本『虫尽し』と『諸虫太平記』
岡田三津子 軍記物語と早歌について
第93回(2018/07/14)
樋口大祐 平清盛の<記憶>と海港都市神戸
櫻井陽子 「治承物語」と『平家物語』
佐伯真一 「治承物語」は清盛物語か?
第92回(2018/04/22)
大橋直義 粉河寺の歴史叙述とその体系
源 健一郎 〈西行〉と修験者像―軍記物語生成の背景として―
第91回(2017/12/03)
城阪早紀 合戦をどう描くか―壇浦合戦「能登殿最期」―
中村理絵 『平治物語』常葉譚変容過程の考察
―学習院本における「死罪」「装束」の描写をめぐって―
第90回(2017/07/30)
金 羅喜 『応永記』考―<対話>を端緒として―
安藤秀幸 『酒呑童子』諸本における麻生本の位置づけ
第89回(2017/04/23)
長谷川雄高 『太平記』における天罰・天譴・天災
山本 洋 毛利関係戦国軍記の系譜
―計量テキスト分析を用いた戦国軍記研究の方法論―
第88回(2016/12/11)
瀬戸祐規 『大坂物語』再考
安達敬子 『伊勢源氏十二番女合』序文攷
第87回(2016/07/31)
平藤 幸 萩明倫館旧蔵長門本首両巻の紹介
大坪亮介 天正本『太平記』と真言圏
第86回(2016/04/17)
中本 茜 キリシタン版『太平記抜書』の神仏表現―その取捨の基準と意図―
大橋直義 法華寺縁起考
第85回(2015/12/13)
徳竹由明 対馬に於ける応永の外寇を巡る言説
武久 堅 「外祖母・二位殿」の底意地―琵琶法師覚一検校の力点
第84回(2015/07/26)
豊岡瑞穂 『石山軍艦』における「豊若譚」―身代わり名号奇瑞とその典拠―
池田敬子 安徳帝入水叙述の解釈―『平家物語』異本本文化比較の意味―
第83回(2015/04/19)
李 曼寧 『発心集』慶安版巻六考―説話主題をめぐって―
山本晋平 『太平記秘伝理尽鈔』における時代認識―「古」から照らされた「今」―
第82回(2014/12/14)
城阪早紀 覚一本『平家物語』「名のり」考―延慶本との比較を中心に―
安藤秀幸 『酒呑童子』の諸本と謡曲『大江山』
第81回(2014/07/27)
小林加代子 覚一本平家物語における安徳天皇
笹川祥生 毛利軍記―もう一つの流れ―
第80回(2014/04/20)
西村知子 『義経記』奥州落ち説話の検討
辻本恭子 『源平盛衰記』の天武天皇関係記事
第79回(2013/12/15)
玉越雄介 延慶本『平家物語』における「古歌」
―「梶原与佐々木馬所望事」「時頼入道々念由来事」を中心に―
浜畑圭吾 『源平盛衰記』と聖徳太子伝
―巻第十「守屋成二啄木鳥一事」と巻第二十一「聖徳太子椋木」を中心に―
第78回(2013/07/28)
源 健一郎 『保元物語』『平治物語』の諸本展開と熊野信仰
―近世図像表現の問題に及ぶ―
岡田三津子 謡曲《忠度》における曲舞〈西国下〉摂取
―源氏の住み所平家のためはよしなしと―
第77回(2013/04/21)
大橋直義 架蔵〔浄土真宗説話抜書〕(〔江戸中期〕写・四巻四冊)について
―説話利用という観点からの展望―
田中正人 高麗人と「四十余年」
―『太平記』巻三十九(天正本では巻四十)の「高麗人来朝記事」について―
第76回(2012/12/09)
井本 海 延慶本『平家物語』形成の場に関する問題
―「第五末・十五 惟盛粉河ヘ詣給事」について―
田中貴子 「九想詩」と「九想図」―お伽草子絵との関連―
第75回(2012/07/29)
阿部昌子 南都異本『平家物語』と読み本系諸本の関係について
大坪亮介 『太平記』の怨霊記事と政道批判―巻三十四「吉野御廟神霊事」を中心に―
第74回(2012/04/15)
中本 茜 天草版『平家物語』とキリシタン版『太平記抜書』の編集態度
―「前兆」等の取り上げ方について―
安達敬子 『乳母の草子』の古典摂取―「竜王」と「天邪鬼」をめぐって―
第73回(2011/12/11)
辻本恭子 『源平盛衰記』の住吉明神―山王との関係について―
北村昌幸 『梅松論』の武装描写について
第72回(2011/07/31)
山本晋平 『太平記秘伝理尽抄』の「理」をめぐって
小林加代子 高倉院宸筆法華八講の位置づけについて
第71回(2011/04/17)
松浦 清 片袖縁起絵巻―物語の背景と月の表現―
武久 堅 慈光寺本承久記「巻末記事」の諸問題
第70回(2010/12/12)
浜畑圭吾 西光廻地蔵安置説話の成立と展開―『源平盛衰記』『沙石集』など―
安達敬子 『しのびね』型話型の基底―『伊勢物語』二条后章段の変容―
第69回(2010/07/25)
安藤秀幸 『鈴鹿の物語』の諸本―本文系統の整理をめざして―
第68回(2010/04/18)
池田敬子 平家物語と太平記のことば―形容詞の語義―
笹川祥生 実隆と流れ公方―戦国軍記と戦国―
第67回(2009/12/13)
徳竹由明 対馬清水山八幡宮の縁起説と異域との合戦譚
―釜山龍頭山神社合祀への道程―
岡田三津子 曲舞「西国下」を読む―宴曲・平家物語との関連から―
第66回(2009/07/28~29)
森田貴之 楠木正成をめぐって 第三部を中心に
阿部美香 曾我の大御堂の背景―真名本『曾我物語』巻十を読む―
第65回(2009/04/19)
藪本勝治 『義経記』の金売吉次と陵兵衛
西村知子 芳野本『義経記』試論
第64回(2008/12/14)
中村理絵 延慶本平家物語の頼朝
―第二中「三十六 燕丹之亡シ事」にみる延慶本の編集志向と、物語の構想―
瀬戸祐規 近世軍記の変容―武辺咄・実録との関連を中心に―
第63回(2008/07/21)
源 健一郎 源平闘諍録における武家故実と妙見神
山本 洋 近世武家社会における家格問題―武鑑を題材として―
第62回(2008/04/20)
安藤秀幸 宗盛に対する延慶本『平家物語』の視線―副将処刑譚と「無慚」から―
櫻井陽子 覚一本平家物語の本文をめぐる諸問題―寂光院本を窓として―
第61回(2007/12/09)
田中裕紀 『平家物語』に見る女院
小林健二 物語草子から能へ―「大江山絵詞」と能 ≪大江山≫―
第60回(2007/07/16~17)
久保 勇 軍記物語における「首語り」の位置―『平家物語』に至る―
勝亦智之 『義経記』における佐藤忠信―鎌田正清との関係から―
第59回(2007/04/22)
大橋直義 『興福寺縁起』考
安達敬子 反『源氏物語』としての『松浦宮物語』
第58回(2006/12/10)
辻本恭子 『源平盛衰記』の忠快赦免譚―『山王絵詞』との関係を中心に―
岡田三津子 蓬左文庫蔵『源平盛衰記』写本再考―書写者玄菴三級の検討を通して―
第57回(2006/07/23)
須田亮子 『とはずがたり』鎌倉下向の意味するもの
柴田芳成 虫の合戦譚について
第56回(2006/04/23)
橋本正俊 空海と南円堂―創建説話の変遷―
村上美登志 『曾我物語』巻立て攷―主要仮名伝本を中心に―
第55回(2005/12/11)
北村昌幸 『太平記』巻八の合戦談について
小林健二 鈴木三郎重家異伝の生成と展開―能≪鈴木≫・『異本義経記』など―
第54回(2005/07/17~18)
浜畑圭吾 平家物語「観賢僧正説話」考―『高野物語』と長門本・南都異本の関係―
小林加代子 三曲と灌頂―『平家物語』の音楽的背景についての一考察―
第53回(2005/04/17)
武久 堅 軍記において「和平」ということ
笹川祥生 剛の者の行方
第52回(2004/12/12)
平城三矢子 延慶本『平家物語』の行家―頼朝・義仲・義経との関係をめぐって―
東 啓子 盛久関連話の考察
―『観音冥応集』巻三第一七話「盛久清水観音ノ利生ニ預ル事」を中心に―
第51回(2004/07/18)
森田貴之 『太平記』巻十二 解脱上人隠遁説話について
松浦 清 星曼荼羅の構図・機能と成立の問題をめぐって
第50回(2004/04/18)
西村知子 『義経記』版本における改訂について
牧野淳司 四ヶ大寺の盛衰と天下の興廃―延慶本『平家物語』の唱導を考えるために―
第49回(2003/12/14)
鈴木 彰 中世刀剣伝書論の可能性―観智院本『銘尽』・『鍛冶名字考』の検討から―
安達敬子 『兼載雑談』にみる連歌師の知識と輪郭
第48回(2003/07/02~03)
瀬戸祐規 『朝倉始末記』について―伝本の分類とその性格を中心に―
源 健一郎 源平盛衰記青蓮院門跡周辺成立説の再検討
第47回(2003/04/21)
柴田芳成 『壬生寺縁起』について
武久 堅 謡曲『屋島』の諸問題
第46回(2002/12/08)
大島 薫 覚如房定仙の付法と聖教書写をめぐって
柳田洋一郎 使者と生捕り
第45回(2002/07/02)
池田敬子 浦島の「はこ」の中
笹川祥生 『奥羽永慶軍記』の世界―自立する「土民」たち―
第44回(2002/04/02)
桑野潮美 八幡愚童訓と叡尊
岡田三津子 花の主と人ぞみるべき―忠度異伝歌考―
第43回(2001/12/09)
青木友恵 『平家物語』巻第十「遠矢」について―延慶本・覚一本を中心に―
小林加代子 『平家公達草紙』における松永コレクション蔵本の位置
―隆房集・艶詞などとの関連から「隆房」をめぐって―
第42回(2001/07/20~21)
源 健一郎 『平家物語』巻四〈熊野新宮合戦〉考―熊野別当系図の検討を通じて―
池田敬子 『太平記』巻三十二「天竺震旦物語の事」について
田中正人 軍記の敵
第41回(2001/04/22)
橋本正俊 中世における乙護法の説話について
山上登志美 永享の乱の関係軍記―実録系本文の検討―
第40回(2000/12/12)
中村理絵 延慶本平家物語の頼朝
東 啓子 『平家物語』における『六代勝事記』の享受
―『平家物語』諸本の比較を通して―
第39回(2000/07/23)
岡田三津子 『源平盛衰記』有子入水譚の検討
笹川祥生 『足利季世記』の言葉
第38回(2000/04/16)
本井牧子 室町物語「仏鬼軍」について
信太 周 絵画の異本化―錦絵「箙の梅」四種―
第37回(1999/12/12)
宮川裕隆 『保元物語』の義朝像生成
柴田芳成 志賀寺上人譚について
第36回(1999/07/17~18)
櫻井陽子 長門本平家物語の和歌
武久 堅 望郷の系譜―前期軍記物語を流れる念い―
池田敬子 書写山の弁慶―弁慶物語・義経記―
第35回(1999/04/25)
小秋元 段 近世初期『太平記』享受の一側面―五十川了庵・林羅山を中心に―
山上登志美 島原松平文庫本『明徳記』の主題―堺との関連をめぐって―
第34回(1998/12/06)
内山和彦 『源平盛衰記』の文覚
岡田三津子 『源平盛衰記』の和歌
第33回(1998/07/19)
源 健一郎 源平盛衰記の脈絡―寺院関係記事の検討から―
杦浦 勝 軍記物語における「力」とは―力なし・力およばず―
第32回(1998/04/26)
谷村知子 赤木文庫本『義経物語』常盤譚をめぐって
沙加戸 弘 蓮如伝の展開
第31回(1997/12/14)
辻本恭子 『源平盛衰記』の赤山明神
池田敬子 「しゆてん童子」の説話
第30回(1997/07/20)
西丸佳子 「『中古日本治乱記』と『太閤記』
小島明子 『増鏡』第一部の人問像
第29回(1997/04/20)
田中正人 『太平記』と八幡について一、二
砂川 博 源為義の物語―その性格と成立基盤を探る―
第28回(1996/12/01)
松本昭彦 『宇治拾遺物語』第八十四話考
笹川祥生 通俗史書はなぜかかれたか―北条九代記の場合―
第27回(1996/07/20)
柳田洋一郎 平家物語の童・再検証
武久 堅 安徳神話の誕生―生成平家物語試論―
第26回(1996/04/21)
山中美佳 源平盛衰記の列挙表現―名所・歌枕を中心に―
牧野淳司 平家物語と仏事法会の詞
―延慶本第一本卅七における「説法ノ終方」の対句を中心に―
第25回(1995/12/03)
白石 良 『日本史』におけるフロイスの人物造型
池田敬子 ゆゆしく大様なる人
第24回(1995/07/02)
谷村 茂 屋代本平家物語の遡行性について
堀竹忠晃 平家物語受容の一形態
第23回(1995/04/23)
岡田三津子 『源平盛衰記』と『和歌色葉』
島津忠夫 今の琵琶法師
第22回(1994/12/11)
東 啓子 『平家物語』語り本の生成過程
櫻井陽子 平家物語の本文流動
第21回(1994/07/23~24)
田中正人 日野家と太平記
小秋元 段 『太平記』第二部の範囲と構成
笹川祥生 『朝倉始末記』の本文について
第20回(1994/04/24)
鈴木雄一 中世における刀剣説話・伝承の受容
木下資一 『続古事談』漢朝篇をめぐって
第19回(1993/12/12)
中前正志 三木合戦の伝承と伝承者
今関敏子 色好みのありかた
第18回(1993/07/18)
信太 周 須磨寺『当山歴代』を読む
青木 晃 明智光秀の謀叛
第17回(1993/04/25)
柳田洋一郎 佐々木遅参の理由
杦浦 勝 中世軍記の色彩世界
第16回(1992/12/13)
源 健一郎 源平盛衰記と建久御巡礼記
北川忠彦 舞曲の曲目と分類
第15回(1992/07/25)
武久 堅 野心の系譜
池田敬子 女がスジを通す時
第14回(1992/04/26)
佐々木紀一 我が身にたどる姫君巻六狂前斎宮とその女房達
田中貴子 『付喪神記』について
第13回(1991/12/08)
笹川祥生 戦国の説話―義残後覚について―
砂川 博 平家物語における伝承の受容
第12回(1991/07/21)
田中正人 告文先例
後小路 薫 唱導と軍記
第11回(1991/04/21)
岡田三津子 「こあつもり」考
源 健一郎 源平盛衰記の年代記的性格
第10回(1990/12/02)
水谷 亘 仮名本曽我物語における安日伝承
村上 学 平治物語 一類本と四類本の間
第9回(1990/06/09)
杦浦 勝 看聞日記における平家の語り
村上美登志 仮名本曽我物語の漢籍
第8回(1990/03/25)
大島 薫 宝物集と孝養集
田中正人 建武三年正月の文観
第7回(1989/12/03)
宇野陽美 宗盛像の検討
黒田 彰 祇園精舎覚書
第6回(1989/07/02)
佐伯真一 四部本平家物語の頼朝挙兵譚をめぐって
加地宏江 『源威集』について
第5回(1989/03/26)
田中貴子 『渓嵐拾葉集』と『太平記』
小林美和 義経記における「語り」の様相
第4回(1988/12/04)
阿部泰郎 剣巻と中世日本紀
池田敬子 「心のほそき」考
第3回(1988/07/03)
谷口廣之 清盛伝承の位相
楊 暁捷 源平盛衰記巻第十四「経俊入布引滝」をめぐって
第2回(1988//03/27)
柳田洋一郎 有王論
渡辺貞麿 『源平盛衰記』甘糟往生譚成立の背景
第1回(1987/12/06)
谷村 茂 平家物語における後白河院について
岡田三津子 六代助命譚の周辺