関西軍記物語研究会

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関西軍記物語研究会の出版物

収載論文
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北村昌幸  軍記物語における斬首の表現―刃を忌避する叙述について―
佐伯真一  「治承物語」は清盛物語か―冨倉徳次郎説の再検討―
櫻井陽子  『平家物語』都落の和歌について
城阪早紀  壇浦合戦 平教経の最期
       ―『覚一本平家物語』と『延慶本平家物語』の相違―
中村理絵  延慶本『平家物語』第四「六 安楽寺由来事付霊験無双事」と
      和漢朗詠集注釈との関連
大橋直義  中世粉河寺の歴史叙述と巡礼空間
       ―延慶本『平家物語』第五末・十五「惟盛粉河へ詣給事」を読む―
浜畑圭吾  長門本平家物語巻一の清盛関係記事について
       ―唐皮小烏由来譚と流泉啄木由来譚の位置―
源 健一郎 源平闘諍録の成立環境―関東天台の動向から―
岡田三津子 古本系『源平盛衰記』伝本再考―早大書入本の意義―
辻本恭子  『平家物語』の清盛出生譚―頼朝と対を成す『源平盛衰記』の清盛造形―
橋本正俊  慶命説話の展開―山王権現と一心三観―
長谷川雄高 『太平記』における「流矢」
瀬戸祐規  『太平記』における赤松氏―赤松円心・則祐を中心に―
大坪亮介  『太平記』光厳法皇行脚記事における詩句利用―典拠未詳対句を中心に―
マッケンジー コーリ   畠山重忠像の二重性と北条氏―『吾妻鏡』を中心に―
西村知子  判官物の展開と『義経記』―判官物幸若舞曲・『おくのほそ道』を手がかりに―
山本晋平  『恩地左近太郎聞書』の思想的特質
宮腰直人  米沢藩と〈平家物語〉―藩士の文事を中心にして―
久保 勇  軍記の「記憶」と郷土史編纂―明治四四年『西摂大観』をめぐって―
山本 洋  計量テキスト分析を用いた戦国軍記研究の方法論
       ―頻出人名と共起関係を中心に―
武久 堅  〔余録〕関西軍記物語研究会例会一〇〇回を記念しての所感と課題
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収載論文・資料紹介
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源 健一郎 『平家物語』諸本における〈熊野新宮合戦〉―記事構成の方法について―
阿部昌子  延慶本『平家物語』にみる平重衡像の改編
城阪早紀  『平家物語』一谷合戦「一二之懸」考―覚一本と延慶本の異同―
武久 堅  「外祖母・二位殿」の底意地―「覚一本」平家物語の力点
池田敬子  安徳天皇入水叙述の解釈―覚一本『平家物語』が描くこと―
浜畑圭吾  『源平盛衰記』巻第三二「阿育王即位」の再検討
岡田三津子 『参考源平盛衰記』浄書本の成立過程
       ―書陵部本・京大本・東大本・國學院本傍書の検討を通じて―
大坪亮介  天正本『太平記』の増補―真言関係記事を例に―
山本晋平  『太平記秘伝理尽鈔』の時代認識と歴史観―「古」から照らされた「今」―
中本 茜  キリシタン版『太平記抜書』の神仏表現―その編集態度が意味するもの―
西村知子  『義経東下り物語』における『義経記』奥州落説話の変容
       ―判官物語系諸本本文異同の問題とともに―
安藤秀幸  『酒呑童子』と謡曲『大江山』―慶應義塾図書館蔵本を中心に―
笹川祥生  毛利軍記の流れ―公私の関り―
平藤 幸  萩明倫館旧蔵長門本『平家物語』首両巻をめぐって
大橋直義  架蔵〔浄土真宗説話抜書〕翻刻抄
       ―浄土真宗教団における『平家物語』関連説話の一端について―
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収載論文
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櫻井陽子  覚一本平家物語の伝本と本文改訂
中村理絵  延慶本平家物語の頼朝
       ―第二中「三十六 燕丹之亡シ事」にみる延慶本の編集志向と、物語の構想―
安藤秀幸  延慶本『平家物語』の宗盛への視線―「無慚」の用法から―
田中裕紀  延慶本『平家物語』における八条院
小林加代子 賢王高倉帝と亡母追善―建春門院一周忌法華八講をめぐって
源 健一郎 源平盛衰記と寺門派修験―熊野関係記事依拠資料の検討を通じて
辻本恭子  『源平盛衰記』の住吉明神―赤山明神造形に与えた影響について―
浜畑圭吾  『源平盛衰記』「髑髏尼物語」の展開
久保 勇  「首」をめぐる言説―軍記物語を構成するもの―
武久 堅  慈光寺本承久記「巻末記事」の諸問題
池田敬子  形容詞「うたてし」の語義―『平家物語』と『太平記』のことば(三)―
森田貴之  「宋の伯顔」試論―正成の残響―
山本晋平  『太平記秘伝理尽鈔』における楠木正成の死―「謀」と「道」の間で―
北村昌幸  『梅松論』の政治性―多々良浜合戦の意義をめぐって―
西村知子  芳野本『義経記』試論―『義経記評判』からのアプローチ―
藪本勝治  白拍子静の鎌倉下向
笹川祥生  義稙将軍の記録―軍記と日記―
山本 洋  『関ヶ原軍記大成』所載の吉川家関連史料をめぐって
岡田三津子 曲舞〈西国下〉に見る琳阿の『平家物語』享受
安達敬子  竜王とあまのじやく―『乳母の草紙』の古典摂取―
松浦 清  「片袖縁起」における時の視覚化について
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収載論文
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松浦 清  北斗曼荼羅の構成原理と中尊の性格について
       ―大阪・久米田寺本を中心に―
源 健一郎 延慶本『平家物語』の熊野関係記事考―根来の修験を視野に入れつつ―
浜畑圭吾  南都異本平家物語「維盛那智参詣記事」の編集意図
牧野淳司  滝口入道の唱導―維盛を導く言葉―
武久 堅  幸氏―少年期の悲劇を乗り超えた鎌倉射手の生涯―
辻本恭子  『源平盛衰記』の忠快赦免譚
岡田三津子 蓬左文庫蔵『源平盛衰記』写本再考―書写者玄菴三級の検討を通して―
北村昌幸  『太平記』六波羅攻防記事の性格
森田貴之  『太平記』巻十二「貞慶隠遁説話」の考察
鈴木 彰  曾我兄弟所持の太刀と『曾我物語』―仮名本の流布と再生―
西村知子  芳野本『義経記』の位置―版本からの展開―
瀬戸祐規  近世軍記生成の一過程―『泉州樫井表合戦次第覚書』―
須田亮子  『とはずがたり』鎌倉滞在記事の意味するもの
安達敬子  『體源鈔』における楽器説話の形成―笙達智門をめぐって―
小林加代子 青山の模造品―『平家物語』受容の一端―
柴田芳成  虫の合戦譚の行方
笹川祥生  猿源氏都で鰯を売ること
池田敬子  龍宮の石の匣―『簠簋抄』「三国相伝簠簋金烏玉兎集の由来」―
田中正人  軍記の「敵」を論じるための覚え書き―『陸奥話記』を中心として―
村上美登志 「壬生狂言」追跡―和久里融通大念佛の場合―
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